魚介類,海産哺乳類,海藻など,いわゆる水産生物資源は有限であり,持続的,効率的な利用が必須です。一方,これらの生物は多様性に富み,進化や環境適応の結果,ヒトの健康増進や疾病予防にも有用なさまざまな機能性物質を有しています。これらの資源生物の生化学的特性,食品化学的特性をあらゆる分析手法によって究明し,その生産,利用,生物機能の開発等に活用するための教育・研究を行い,当該分野で活躍できる人材を育成することが当研究室の究極のテーマです。